個人輸入でよくある質問

先日、TBSラジオでリスナーの方から個人輸入についての質問にお答えする機会がありましたので、ご質問の一部を紹介させて頂きます。

Q:初心者にもオススメのサイトはどこですか?

A:下記のサイトをお勧めします。
総合のショッピングモールならAmazon.com
自転車ならwiggle
アウトドア系ならSierra Trading Post
レディースファッションならShopbop
上記のサイトは、初心者の方でも安心して買い物できる個人輸入サイトです。

それぞれ買い物ガイドのページを用意してありますのでぜひご参考にしてみてください。

Q:個人輸入という言葉をよく聞きますが、何か特別な手続きが必要なのでしょうか?

A:普通に個人でお買い物をする場合には、手続きや申請など特別な手続きは特にありません。誰でも海外のお店から個人輸入することができます。

Q:関税を支払わなければいけないと聞いたことがありますが、実際にどのように支払うのですか?

A:輸入された商品は税関で書類、または現物のチェックをします。その際の内容品と金額に応じて関税額が決まります。
また関税の支払いは、荷物を配達に来たヤマトや郵便局、その他、配達業者のドライバーさんに支払いをします。

Q:関税の割合やパーセンテージが、それぞれ商品ごとに異なりますがどのように調べればいいのでしょうか?

A:税関で問い合わせをすれば、大体のことは教えてくれます。
ただ基本的には買い物金額の10%程度を目安にしておけば大きくぶれることはないかと思います。

Q:個人輸入で気を付けた方がいい商品はありますか?

A:革靴、革製のブーツ、サンダルは関税率が非常に高いので初心者の方は最初は輸入をしない方が無難だと思います。
ちなみに革靴の関税率は1足あたり4,300円または30%の高い方というかなり特殊な計算方法をします。
仮に1足1ドルの革靴でも、4,300円の関税が掛かることになりますので要注意です。

Q:高額な関税を請求された場合にはどうしたらいいですか?

A:主に安い革靴を大量購入した場合によくある問い合わせです。
その場合には玄関先で「受取拒否」をしてください。
関税を支払うことなく、商品は発送元のお店に戻らされます。
関税の支払いが完了してしまうと、その返金手続きは非常に複雑です。

Q:海外のショップから直接購入する方法と輸入代行の業者さんを使う方法と大きく2つの方法があるのですが、どちらを利用したらいいのでしょうか?

A:基本的には直接そのお店で買う方をオススメします。

輸入代行業者を使う場合は?

・日本には商品を送ってくれない店舗、またアメリカ国外発送できないブランドなどは、輸入代行業者さん(アメリカの住所)を使って日本まで転送してもらいます。
例:SIMフリーのiphoneなど

・極端に送料が高い場合には、輸入代行業者さんを利用した方が安い場合があります。

・複数のお店から商品を買った場合はアメリカで同梱してひとつの荷物として送ってもらいます。
※別途同梱サービスの手数料がかかる場合があります。

ちなみに輸入代行業者さんへの手数料は買い物金額の10%が前後。その他、日本までの送料が必要になります。

輸入代行とは、アメリカにある代行業者さんの倉庫などに住所を借りるサービスのことです。
輸入代行業者は、無料で住所を貸してくれて、届いた荷物は手数料を支払って日本まで転送してくれます。
確かに、以前はアメリカ国外に発送してくれないお店が大半だったので、輸入代行業者さんを使うケースが多かったのですが
ここ数年で日本に直接送ってくれる海外通販ショップは飛躍的に増えています。

Q:日本のクレジットカードが使えない事が多いと聞きましたが。

A:これも以前は非常に多かった問い合わせです。
ガソリンスタンドやレンタルビデオ店など、発行元が銀行・金融機関ではないクレジットカードが海外通販、個人輸入のショップで使えないことが多かったのは事実です。ただ、最近はカード承認システムが改善されたのでここ数年で、そういったカードが使えない、という類の問い合わせは減ってきております。

Q:偽物じゃないか不安です。どうすれば見極めることができますか?

A:画像とサイトの見栄えだけでは、偽物なのか本物なのか見極めることはかなり難しいです。そういった場合には以下の点を注意してチェックしてください。

・運営者の情報が見つからない。
・有名ブランドが超低価格で販売されている。
・店舗名をヤフーやグーグルなどで調べて、口コミなどを調べる。

偽物サイトの特徴はブランドもののバッグ、シューズなど
人気ブランドの商品を超格安で販売しているケースが非常に多いです。
また、日本語サイトで運営されているのも特徴で、
商品をどこから発送するかよくわからず、ただ「海外からお届けします」、
とだけ記載されている場合はだいたい中国からの偽物を
販売しているサイトが多いです。

運営者情報がどこにも記載されていない、問い合わせ先がよくわからない
などのサイトも買い物を避けた方がいいでしょう。

店名やURLの検索で調べてみるのもひとつの方法です。
信用できるサイトであれば、買い物したことをブログなどで
紹介している人が必ず存在します。また偽物の場合でも同様です。

Q:送料が高額なのですが。

A:確かにお店によって送料はまちまちです。
気になるお店がありましたら送料は「shipping」という項目で調べることができます。

Q:返品・交換はできますか?

A:だいたいの海外通販ショップでは返品交換が可能です。
サイト内の「Return Exchange」という項目を調べてみてください。

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